「和室が物置状態になっている」「おしゃれにしたいけど何から始めればいいかわからない」そんな悩みを抱えていませんか?
和室は使い方がわからないと、ついつい「とりあえず置き場」になりがち。気づけば布団や段ボール、季節家電が積み上がって、足の踏み場もない…なんてことも。
でも大丈夫。この記事では、物置状態の和室をおしゃれに変える「5つのステップ」を紹介します。0円から始められる方法もあるので、ぜひ今日から実践してみてください。
物置状態の和室、そのままにしていませんか?
和室が物置化してしまう家は、実はとても多いんです。
和室が物置化する理由
使い方がわからない
リビングはソファ、ダイニングはテーブル…とイメージしやすいですが、和室は「何に使えばいいかわからない」という声をよく聞きます。
「とりあえず」が永久化
「とりあえずここに置いておこう」が積み重なって、いつの間にか物置部屋に。一度物が溜まると、手をつけるのが億劫になりますよね。
古臭くて手をつける気にならない
畳が色あせていたり、砂壁が汚れていたりすると、「どうせ何をしても…」という気持ちになってしまいます。
5つのステップで変われる!
物置状態の和室も、順番に手をつけていけば必ずおしゃれに変わります。
大切なのは「いきなりインテリアを買わないこと」。まずは断捨離と掃除から始めて、土台を整えてからインテリアを考えましょう。
和室をおしゃれにする5つのステップ【全体像】
まずは5ステップの全体像を確認しましょう。

| Step | 内容 | 予算目安 |
|---|---|---|
| 1 | 断捨離・片付け | 0円 |
| 2 | 掃除・状態確認 | 0円 |
| 3 | ベースを整える(ラグ・照明・カーテン) | 〜1万円 |
| 4 | 家具を厳選配置 | 〜3万円 |
| 5 | 小物でアクセント | 〜5,000円 |
なぜこの順番なのか
Step1-2は0円でできる
お金をかけなくても、断捨離と掃除だけで和室の印象はガラッと変わります。まずはここから始めましょう。
Step3でベースを整える
ラグや照明、カーテンは空間の「土台」になるアイテム。ここを変えると、一気におしゃれ度がアップします。
Step4-5で仕上げる
家具と小物は最後。先に買ってしまうと、空間に合わなかったり、物が増えすぎたりする原因になります。
【Step1】まずは断捨離・片付けから
おしゃれな和室づくりの第一歩は「断捨離」です。
なぜ断捨離が最初なのか
物があるとインテリアが映えない
どんなに素敵なラグを敷いても、周りに物があふれていては台無しです。
床が見えないと掃除もできない
物が散らばっていると、畳を掃除することもできません。次のステップに進む前に、まず床を見える状態にしましょう。
不要なものを減らすだけで印象が変わる
実は、物を減らすだけで空間はスッキリおしゃれに見えます。これが0円でできる最大の効果です。
断捨離の進め方
1. 全部出す
まずは和室にある物を全部出して、何があるか把握します。
2. 分類する
- 必要なもの(使っている)
- 不要なもの(1年以上使っていない)
- 迷うもの(判断保留)
3. 処分or移動
不要なものは処分。必要なものは「本当にこの部屋に置くべきか」を考え、他の部屋に移動できるものは移動します。
4. 押入れの中も整理
見えない場所も大切。押入れが物でパンパンだと、結局和室に物があふれてきます。
目標:床が見える状態
断捨離のゴールは「畳の面積の8割が見える状態」です。物は壁際にまとめて、中央の畳が見えるようにしましょう。
【Step2】掃除して畳・壁の状態を確認
断捨離が終わったら、次は掃除と状態確認です。
掃除のポイント
畳の掃除
- 掃除機をかける(畳の目に沿って)
- 乾いた雑巾で拭く
- 日光が当たる場所は日焼けチェック
壁の掃除
- ホコリを落とす
- 汚れやシミがあれば拭き取る
- 砂壁の場合は優しくハタキがけ
障子・ふすまの掃除
- 桟のホコリを落とす
- 破れがないか確認
状態確認チェックリスト
掃除しながら、和室の状態を確認しましょう。
- 畳は傷んでいないか(日焼け、すり切れ、カビ)
- 壁に目立つ汚れ・シミはないか
- 天井のシミ・汚れはないか
- 障子・ふすまは破れていないか
状態が悪い場合の対処法
畳が傷んでいる場合
- 軽い日焼け:ラグでカバー
- ひどい傷み:表替えor置き畳でカバー
壁が汚れている場合
- 部分的な汚れ:そのまま or アクセントで隠す
- 全体的な汚れ:壁紙やリメイクシートで覆う
障子・ふすまが破れている場合
- 障子紙の張り替え(DIYで1,000円程度)
- ふすま紙の張り替え or リメイクシート
【Step3】ベースを整える|ラグ・照明・カーテン
Step1-2で土台ができたら、いよいよインテリアに取りかかります。まずは空間の「ベース」となるラグ・照明・カーテンから。

ラグで印象を変える
ラグを敷くだけで、和室の印象はガラッと変わります。
色選びのポイント
- アースカラー(ブラウン、カーキ、ベージュ)が和室に合う
- 伝統色(藍色、抹茶色、小豆色)をアクセントに
- 畳の色と馴染む色を選ぶ
敷き方のポイント
- 全面に敷かなくてOK
- ローテーブルの下や、座る場所だけでも効果的
- 小さめのラグをワンポイントで使うのもおしゃれ
予算目安:2,000〜10,000円
照明を変える
照明は空間の雰囲気を大きく左右するアイテムです。
おすすめの照明タイプ
- 和紙や籐、竹など自然素材のペンダントライト
- 電球色(温かみのあるオレンジ系)を選ぶ
- 間接照明(スタンドライト)をプラスすると雰囲気アップ
賃貸でも変えられる
シーリングライトは取り外し可能な場合が多いので、賃貸でも照明の交換は比較的簡単です。退去時に元に戻せばOK。
予算目安:2,000〜10,000円
カーテンを変える
窓まわりも印象を左右する大切なポイントです。
おすすめの素材・色
- リネンや麻などナチュラル素材
- 淡い色(ベージュ、アイボリー、生成り)
- 無地やシンプルな柄が和室に合う
ふすまがある場合
思い切ってふすまを外し、カーテンやロールスクリーンに変更するのも効果的。洋室風の雰囲気になります。
予算目安:3,000〜10,000円
【Step4】家具を厳選して配置する
ベースが整ったら、家具を選んで配置します。
和室に合う家具の特徴
低い家具
和室は床座が基本。低い家具を選ぶと視界が広がり、部屋が広く感じられます。
自然素材
木、籐、竹などの自然素材は和室との相性抜群。プラスチックや金属より、温かみのある素材を選びましょう。
軽い家具
重い家具は畳を傷める原因に。移動しやすい軽めの家具がおすすめです。
おすすめアイテムと予算
ローテーブル・座卓
和室の定番アイテム。木製でシンプルなデザインがおすすめ。
予算:5,000〜30,000円
座布団・座椅子
床座を快適にするアイテム。色は3色以内で統一感を。
予算:2,000〜10,000円
ローソファ
座面の低いソファなら和室にも馴染みます。
予算:10,000〜50,000円
配置のコツ
余白を残す
家具を置きすぎないこと。和室の魅力は「余白」にあります。
視線の抜けを意識
入口から窓まで視線が通るように配置すると、開放感が生まれます。
壁際に寄せて中央を空ける
畳の中央はなるべく空けておくと、広々とした印象に。
【Step5】小物でアクセントを加える
最後の仕上げは小物です。ここで一気におしゃれ度がアップします。

おすすめ小物
クッション
ソファや座椅子と合わせて。アースカラーで統一するとまとまります。
観葉植物
和室にグリーンは相性抜群。小さな観葉植物を窓辺や棚に置くだけで、空間が生き生きします。
花器・一輪挿し
床の間があればぜひ活用を。なくても、窓辺やローテーブルに一輪挿しを置くだけで和の雰囲気が出ます。
フォトフレーム・ポスター
壁のアクセントに。和モダンなデザインや、シンプルなモノトーンがおすすめ。
100均で揃うアイテム
小物は100均でも十分おしゃれなものが揃います。
- フェイクグリーン
- フォトフレーム
- 壁掛けフック(ピン跡が目立たないタイプ)
- キャンドルホルダー
- 造花
小物選びのコツ
色は3色以内に絞る
あれこれ色を使うとゴチャゴチャした印象に。メインカラー+サブカラー+アクセントの3色以内に抑えましょう。
自然素材を意識
木、籐、陶器、リネンなど。プラスチック製より自然素材の方が和室に馴染みます。
「引き算」を忘れずに
小物は増やしすぎないこと。「ちょっと物足りないかな」くらいがちょうどいいです。
この記事を書いた人
田中 由美(たなか ゆみ)
家庭菜園アドバイザー / 畳と家庭菜園のある暮らし研究家自宅の庭で10年以上家庭菜園を実践し、年間20種類以上の野菜を育てています。最初は「次に何を植えればいいかわからない」状態でしたが、年間カレンダーを作ってからは、1年中収穫が途切れない菜園ライフを楽しめるようになりました。菜園教室では500人以上の方の年間計画づくりをサポートしてきました。
まとめ|0円から始められる和室のイメチェン
物置状態の和室をおしゃれにする5つのステップを紹介しました。
5ステップおさらい
| Step | 内容 | 予算目安 |
|---|---|---|
| 1 | 断捨離・片付け | 0円 |
| 2 | 掃除・状態確認 | 0円 |
| 3 | ベースを整える | 〜1万円 |
| 4 | 家具を厳選配置 | 〜3万円 |
| 5 | 小物でアクセント | 〜5,000円 |
賃貸でもOK
この5ステップは、賃貸住まいの方でも実践できます。
- 置くだけのラグ
- 交換できる照明
- 貼ってはがせる壁紙
- 原状回復できるアイテム
大がかりな工事は不要。退去時に元に戻せる範囲で、十分おしゃれな和室は作れます。
まずはStep1から!
おしゃれな和室への第一歩は、今日からできます。
まずは和室にある不要なものを1つ処分することから始めてみませんか?断捨離と掃除だけで、和室の印象はびっくりするほど変わります。
0円でも和室は変わる。ぜひ5ステップを実践して、あなただけのおしゃれな和室を作ってください。