「和室の照明を変えたいけど、どれを選べばいいかわからない」「おしゃれにしたいけど、和室の雰囲気を壊したくない」

そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。実は、照明を変えるだけで和室の印象は大きく変わります。入居時からそのままの蛍光灯シーリングライトを、和紙や竹素材のペンダントライトに替えるだけで、一気に雰囲気のある空間に生まれ変わるのです。

この記事では、和室に合うおしゃれな照明の選び方を徹底解説。ペンダント・シーリング・スタンドの違いから、素材選び、明るさの目安、賃貸での取り付け方法まで、すべてお伝えします。

照明を変えるだけで和室がおしゃれに変わる

和室の印象を決める要素として、照明の存在は大きいもの。畳や障子、ふすまはそのままでも、照明を変えるだけで「古臭い」から「和モダン」へとイメージチェンジできます。

照明選びで迷う方によくある悩みはこんな感じです。

  • ペンダントとシーリング、どっちがいい?
  • 和紙、竹、木製…素材はどれを選べばいい?
  • おしゃれにしたいけど、暗くなるのは困る
  • 賃貸でも交換できる?

この記事を読めば、これらの疑問がすべて解決。あなたの和室にぴったりの照明が見つかるはずです。

和室照明の種類|ペンダント・シーリング・スタンド比較

048 type

和室に使える照明には、主に4つのタイプがあります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

照明タイプの比較

タイプメリットデメリットおすすめ用途
ペンダントライト存在感がある、デザイン豊富暗くなりがち、高さ注意アクセント照明
シーリングライト明るい、取り付け簡単存在感は控えめ主照明
スタンドライト工事不要、移動可能補助的な明るさ間接照明
ダウンライトスッキリ、他と相性◎工事が必要全体照明

ペンダントライト

天井から吊り下げるタイプで、和室照明の花形とも言える存在。和紙や竹を使ったデザインが多く、灯りをつけると柔らかな光が空間を包みます。

ただし、シェードで覆われている分、光が遮られて暗くなりがち。部屋の広さよりワンランク上の明るさを選ぶのがコツです。

また、人が通る場所では頭をぶつけない高さに設置することも大切。家族で一番背の高い人がぶつからない高さを目安にしましょう。

シーリングライト

天井に直接取り付けるタイプで、部屋全体を均一に照らせるのが特徴。主照明として十分な明るさを確保でき、調光・調色機能付きも多いです。

和風デザインのシーリングライトも増えており、木製フレームや和紙を使ったものなら、和室にもしっくり馴染みます。

スタンドライト(フロアライト)

床に置くタイプの間接照明で、配線工事が不要なのが魅力。コンセントがあれば、どこでも使えます。

畳に直接座ったり、寝転がったりして過ごすことの多い和室では、目線の低いスタンドライトとの相性が抜群。移動できるので模様替えも自由自在です。

選び方のポイント

  • 主照明として使うなら → シーリングかペンダント
  • 雰囲気づくりなら → スタンドライトを追加
  • 複数組み合わせると → 奥行きのある空間に

素材で選ぶ|和紙・竹・木製の特徴

和室照明の魅力は、素材選びにもあります。和紙、竹、木製など、それぞれの素材が光に表情を与え、空間の雰囲気を左右します。

素材別の特徴

素材特徴雰囲気
和紙柔らかい光、透け感あり伝統的、温かみ
繊細な陰影、耐久性◎ナチュラル、モダン
木製温もりのある質感和モダン、落ち着き
籐(ラタン)軽やか、アジアンテイストリゾート風、カジュアル
布製優しい表情、強度あり和モダン、北欧風

和紙

和紙を使った照明は、光を柔らかく拡散させるのが特徴。目に優しく、リラックス効果も期待できます。透け感のある和紙は、灯りをつけると温かみのある表情に。和室照明の定番素材です。

竹は柔軟性と耐久性を兼ね備えた素材。繊細な細工を施した竹製照明は、灯りをつけると天井や壁に美しい影を映し出します。まるでアート作品のような存在感です。

木製

木製の照明は、和室の木の要素と調和しやすいのがポイント。ナチュラルな色合いが畳との相性も抜群。和モダンな空間を目指すなら、木製フレームのシーリングライトがおすすめです。

おすすめの組み合わせ

  • 伝統的な和室 → 和紙、竹
  • 和モダンな空間 → 木製、布製
  • 北欧・ナチュラルと融合 → 木製、籐

明るさの選び方|畳数別ルーメンの目安

おしゃれな照明でも、暗すぎては困ります。畳数に合った明るさを選ぶことが大切です。

日本照明工業会基準

畳数ルーメン(lm)
4.5畳2,200〜3,200
6畳2,700〜3,700
8畳3,300〜4,300
10畳3,900〜4,900
12畳4,500〜5,500

選び方のポイント

1畳あたり約300〜400ルーメンが目安です。ただし、これはあくまで基準値。実際に必要な明るさは、以下の要素で変わります。

  • 壁や床の色 – 暗い色の部屋は明るめを選ぶ
  • 用途 – 読書や作業をするなら明るめに
  • 年齢 – 高齢者は1.5倍の明るさを推奨

ペンダントライトは暗くなりがちなので、ワンランク上の畳数表示のものを選ぶと安心です。例えば6畳の和室なら、8畳用のペンダントライトを選ぶイメージです。

調光機能付きなら、明るさを自由に調整できるので便利。普段は明るく、くつろぐときは暗めに、と使い分けられます。

おすすめの和室照明デザイン

048 design

ここからは、和室におすすめの照明デザインをタイプ別にご紹介します。

和紙製ペンダントライト

円形や球形の和紙ペンダントライトは、和室照明の定番。柔らかく光を拡散し、空間全体をやさしく包み込みます。透け感のある素材なので圧迫感もなく、天井が低めの和室にも◎。

代表的な作品として、彫刻家イサム・ノグチの「AKARI」シリーズがあります。シンプルながら存在感があり、和室はもちろん洋室にも馴染むデザインです。

竹製ペンダントライト

竹細工を施したペンダントライトは、職人技が光る逸品。灯りをつけると、天井や壁に繊細な影が浮かび上がります。

伝統工芸を取り入れた高級感のあるデザインが多く、客間や寝室にぴったり。日本の美を感じられる照明です。

木製シーリングライト

和モダンスタイルを目指すなら、木製フレームのシーリングライトがおすすめ。シンプルで主張しすぎないデザインが、畳や障子との調和を生みます。

調光・調色機能付きも多く、リモコン操作で明るさや光の色を変えられる便利なモデルも。機能性とデザイン性を両立したい方に向いています。

スタンドライト(フロアライト)

和紙製のフロアライトは、間接照明として雰囲気づくりに最適。床に置くだけなので、工事不要で手軽に取り入れられます。

コーナーに置いて空間を演出したり、寝室のベッドサイドに置いたり。移動できるので、模様替えも自由自在です。

賃貸でも取り付けできる?確認事項

「賃貸だけど照明を変えたい」という方も多いはず。賃貸物件での照明交換について解説します。

交換可能なケース

天井に「引掛シーリング」という配線器具がある場合は、自分で交換可能です。引掛シーリングとは、照明を取り付けるためのプラグ受けのこと。ほとんどの賃貸物件に設置されています。

工事不要で、カチッとはめるだけで取り付けられます。

確認事項

項目内容
管理会社・大家への確認事前に相談しておくと安心
天井の耐荷重通常10kg程度
退去時の対応元の照明に戻す必要あり
保管取り外した照明は処分せず保管

和室特有の注意点

和室によくある竿縁天井格子天井は、取り付けられるシーリングライトのサイズやデザインが限られる場合があります。購入前に天井形状を確認しておきましょう。

スタンドライトなら工事不要

賃貸で照明を変えるのが不安な方は、スタンドライトがおすすめ。コンセントがあればすぐに使えて、退去時にそのまま持っていけます。

主照明はそのままで、スタンドライトを追加して雰囲気を変えるのも一つの方法です。

照明コーディネートのコツ

048 room

照明は1つだけでなく、複数組み合わせると空間に奥行きが生まれます。おしゃれな和室をつくるコーディネートのコツをご紹介します。

複数照明の組み合わせ

  • 主照明(シーリング/ペンダント)+間接照明(スタンド)
  • 全体を明るくしつつ、コーナーに柔らかな光を加える
  • 時間帯に合わせて使い分けると◎

日中は主照明で明るく、夕方以降はスタンドライトだけでくつろぐ…という使い方ができます。

和紙シェードのペンダントライトは、畳の部屋に温かみのある光を演出します。

(PR)「和室 ペンダントライト 和紙」をAmazonで探す / 楽天で探す

光の色選び

効果おすすめシーン
電球色(暖色系)リラックス、落ち着き寝室、くつろぎ空間
昼白色(白色)すっきり明るい読書、作業時
調色機能付き切り替え可能多目的な和室

和室には暖色系(電球色)がおすすめ。自然素材の畳や木との相性が良く、心を落ち着かせる効果があります。

読書や作業もする多目的な和室なら、調色機能付きを選べば、シーンに合わせて光の色を切り替えられます。

和モダンスタイルのコツ

  • 伝統素材(和紙、竹)×現代的フォルム
  • 北欧家具やナチュラルインテリアとも相性◎
  • シンプルなデザインを選ぶとまとまりやすい

和室だからといって「和風」にこだわる必要はありません。シンプルでモダンなデザインを選べば、リビングと続きの和室でも統一感が出せます。

この記事を書いた人

田中 由美(たなか ゆみ)
家庭菜園アドバイザー / 畳と家庭菜園のある暮らし研究家

自宅の庭で10年以上家庭菜園を実践し、年間20種類以上の野菜を育てています。最初は「次に何を植えればいいかわからない」状態でしたが、年間カレンダーを作ってからは、1年中収穫が途切れない菜園ライフを楽しめるようになりました。菜園教室では500人以上の方の年間計画づくりをサポートしてきました。

まとめ|和室に合う照明で空間をおしゃれに

照明を変えるだけで、和室の印象は驚くほど変わります。

ポイントおさらい

ポイント 内容
照明タイプ ペンダント、シーリング、スタンドを用途で選ぶ
素材 和紙、竹、木製など和室に馴染むものを
明るさ 畳数に合ったルーメンを選ぶ(ペンダントはワンランク上)
賃貸 引掛シーリングがあれば交換可能
コーディネート 主照明+間接照明の組み合わせがおすすめ

今日からできる3つのステップ

  1. 今の照明タイプを確認する
    天井に引掛シーリングがあるかチェック
  2. 和室の広さに合った明るさを計算
    6畳なら2,700〜3,700ルーメンが目安
  3. 好みの素材・デザインを探す
    伝統的なら和紙・竹、和モダンなら木製

和室の照明選びで大切なのは、「和室の雰囲気を活かしながら、自分らしさをプラスすること」。この記事を参考に、あなたにぴったりの照明を見つけてください。

関連記事