和室に合う照明を選ぶには、光の色・明るさ・デザインの3つがポイントです。

「和室の照明をおしゃれにしたい」「畳の部屋に合う照明がわからない」という悩みをよく聞きます。和室は照明ひとつで印象が大きく変わる空間です。蛍光灯の白い光から電球色のLEDに変えるだけでも、驚くほど雰囲気が良くなります。

この記事では、和室に合う照明の種類と選び方を詳しく解説します。和室をモダンに変えるポイントと併せて参考にしてください。

和室照明の基本知識

和室の照明選びで失敗しないためには、まず畳の部屋ならではの特性を理解しておくことが大切です。洋室とは異なる点がいくつかあり、それを知っておくと照明選びがスムーズになります。

和室照明の特徴

和室は洋室と比べて、照明の見え方や必要な明るさが異なります。畳や障子、木の柱など、和室特有の素材が光の反射や吸収に影響するためです。

畳との相性

畳は表面に細かい凹凸があり、フローリングのように光を反射しません。そのため、同じ明るさの照明でも和室のほうが暗く感じることがあります。照明を選ぶ際は、洋室よりもワンランク明るいものを選ぶと失敗しにくいでしょう。

  • 畳は光を吸収しやすい
  • 反射が少なく落ち着いた印象
  • 明るさは少し強めが必要

天井の高さ

和室の天井は一般的に洋室より低めに設計されていることが多いです。天井が低い部屋でペンダントライトを使うと圧迫感が出たり、頭をぶつけるリスクがあります。天井高が2.4m以下の場合は、薄型のシーリングライトを選ぶのが無難です。

  • 一般的な和室は天井が低め
  • ペンダントライトは注意が必要
  • 薄型シーリングライトが無難

素材との調和

和室には木や和紙、竹といった自然素材が使われています。照明器具もこれらの素材と調和するものを選ぶと、空間に統一感が生まれます。プラスチック製の照明よりも、木枠や和紙シェードを使った照明のほうが和室には馴染みやすいです。

  • 木・和紙・竹などの自然素材
  • プラスチックより自然素材が馴染む
  • 金属なら黒やブロンズ系

光の色温度について

照明選びで最も重要なのが色温度です。色温度とは光の色を数値で表したもので、単位はK(ケルビン)を使います。数値が低いほどオレンジがかった暖かい色、高いほど青白い色になります。和室の雰囲気を左右する重要な要素なので、しっかり理解しておきましょう。

電球色(2700〜3000K)

電球色は夕日のようなオレンジがかった温かみのある光です。和室との相性が最も良く、畳や木の色を美しく見せてくれます。リラックスしたい寝室や、くつろぎの空間に最適です。

  • オレンジがかった温かい光
  • 和室との相性が最も良い
  • リラックス効果が高い

温白色(3500K)

温白色は電球色と昼白色のちょうど中間の色味です。温かみを残しながらも、読書や作業がしやすい明るさがあります。和室で本を読んだり、趣味の作業をする場合に向いています。

  • 電球色と昼白色の中間
  • 自然な明るさ
  • 作業もしやすい

昼白色(5000K)

昼白色は太陽光に近い自然な白い光です。色の見え方が正確なので、化粧や洋服選びには向いていますが、和室で使うと少し事務的な印象になることがあります。

  • 白っぽい光
  • 作業向き
  • 和室には不向きな場合も

昼光色(6500K)

昼光色は青白い光で、最も明るく感じます。集中して勉強や仕事をする空間には良いですが、和室の温かみのある雰囲気とは合いません。和室で使うと冷たい印象になってしまいます。

  • 青白い光
  • 集中作業向き
  • 和室には合わない

和室には電球色か温白色がおすすめです。迷ったら調色機能付きの照明を選ぶと、シーンに合わせて切り替えられるので便利です。

和室に合う照明の種類

和室で使える照明にはさまざまな種類があります。それぞれに特徴があり、部屋の使い方や好みに合わせて選ぶことが大切です。ここでは代表的な照明タイプと、和室での使い方を詳しく紹介します。

シーリングライト

シーリングライトは天井に直接取り付けるタイプで、和室で最も一般的な照明です。部屋全体を均一に明るくできるため、メインの照明として使われます。最近は和室向けのデザインも豊富で、木枠や和紙風カバーを使ったおしゃれなものも多く販売されています。

メリット

シーリングライトの最大の魅力は、取り付けが簡単で部屋全体を明るくできることです。引掛シーリングに取り付けるだけなので、工事不要で自分で交換できます。価格帯も幅広く、予算に合わせて選べるのもポイントです。

  • 部屋全体を均一に照らせる
  • 取り付けが簡単
  • 価格帯が幅広い
  • 調光・調色機能付きも多い

デメリット

一方で、シーリングライトは光が均一に広がるため、空間に陰影がつきにくいという特徴があります。おしゃれな雰囲気を出したい場合は、間接照明と組み合わせるのがおすすめです。

  • デザインが画一的になりがち
  • 陰影がつきにくい
  • 空間の演出には不向き

選び方のポイント

和室にシーリングライトを選ぶ際は、和風デザインのものを選ぶと空間に馴染みます。木枠や和紙風カバーを使ったタイプは、和室の雰囲気を壊さずに取り入れられます。また、調光・調色機能付きを選ぶと、朝と夜で明るさや色を変えられて便利です。

  • 和風デザインを選ぶ(木枠、和紙風カバー)
  • 調光・調色機能付きがおすすめ
  • 薄型でスッキリしたものを
Japanese style ceiling light with wooden frame and paper shade installed in tatami room, warm amber

ペンダントライト

ペンダントライトは天井からコードで吊り下げるタイプの照明です。和紙や竹、木を使った和風デザインのものが多く、和室のアクセントとして人気があります。食卓の上に吊るせば、食事の時間をより豊かに演出できます。

メリット

ペンダントライトはデザイン性が高く、空間のアクセントになります。光が上下に広がり、美しい陰影を作り出すのが特徴です。シーリングライトにはない立体感のある照明演出が楽しめます。

  • デザイン性が高い
  • 空間のアクセントになる
  • 光の陰影が美しい
  • 食卓上に最適

デメリット

天井が低い和室では、ペンダントライトを吊るすと圧迫感が出ることがあります。また、部屋全体を照らすには向いていないため、メイン照明としては使いにくい場合があります。掃除の際にホコリが溜まりやすいのも気になるポイントです。

  • 天井が低いと圧迫感
  • 部屋全体は照らしにくい
  • 掃除がしにくい場合も

選び方のポイント

和室にペンダントライトを取り入れる際は、素材選びが重要です。和紙や竹、木を使ったものは和室との相性が抜群です。形は球体や円筒形がおすすめで、主張しすぎず空間に溶け込みます。吊り下げる高さは、立った時に頭がぶつからない位置に調整しましょう。

  • 和紙・竹・木を使ったもの
  • 球体や円筒形がおすすめ
  • 吊り下げ位置に注意

おすすめの設置場所

ペンダントライトは設置場所によって効果が変わります。食卓の上に吊るす場合は、テーブル面から60〜80cm上が目安です。床の間付近に設置すると、和の雰囲気をより強調できます。部屋のコーナーに置く場合は、低めに吊るしてアクセントにするのも良いでしょう。

  • 食卓の上(床から150〜160cm)
  • 床の間付近
  • 部屋のコーナー

和風ペンダントの素材別特徴

ペンダントライトは素材によって光の見え方や雰囲気が大きく変わります。それぞれの特徴を理解して、自分の和室に合うものを選びましょう。

和紙

和紙を使ったペンダントライトは、光を柔らかく拡散するのが特徴です。眩しさを感じにくく、優しい雰囲気の空間を作れます。軽量で扱いやすいですが、破れやすいため定期的な交換が必要になることもあります。

  • 柔らかい光の拡散
  • 軽量で扱いやすい
  • 定期的な交換が必要

竹・籐

竹や籐を使ったペンダントライトは、編み目から漏れる光が美しい模様を作り出します。壁や天井に映る影がアクセントになり、和モダンな空間演出ができます。耐久性があり、長く使えるのもメリットです。

  • 光と影の模様が美しい
  • 耐久性がある
  • ナチュラルな印象

木製のペンダントライトは、畳や柱など和室の木部と調和しやすいのが特徴です。重厚感があり、高級感のある空間を演出できます。ただし、重量があるため取り付けの際は引掛シーリングの耐荷重を確認しましょう。

  • 重厚感がある
  • 畳との相性抜群
  • やや重い

間接照明

間接照明は、壁や天井を照らして反射光で空間を明るくするタイプの照明です。直接目に光が入らないため、眩しさを感じずにリラックスできます。シーリングライトと組み合わせて使うことで、和室に奥行きと温かみを加えられます。

メリット

間接照明を使うと、空間に奥行きと陰影が生まれます。壁や天井に光が当たることで、部屋が広く感じられる効果もあります。電球色の間接照明は特にリラックス効果が高く、就寝前の和室にぴったりです。複数の間接照明を配置すれば、シーンに合わせて表情を変えられます。

  • 空間に奥行きが出る
  • リラックス効果が高い
  • モダンな雰囲気になる
  • 複数使いで表情が変わる

デメリット

間接照明は単体では明るさが足りないため、メイン照明としては使えません。シーリングライトなどと組み合わせて使う必要があります。また、複数使うと電気代がかさむ場合もあるので、LED電球を使うなどの工夫が必要です。

  • 単体では明るさが不足
  • 設置場所の工夫が必要
  • 電気代がかさむ場合も

種類

間接照明にはさまざまなタイプがあります。フロアスタンドは床に置くタイプで、コーナーに置くと空間のアクセントになります。テーブルランプは棚や机の上に置けるコンパクトなタイプです。テープライトは家具の裏や棚の下に貼り付けて使え、モダンな演出ができます。

  • フロアスタンド
  • テーブルランプ
  • テープライト(LED)
  • アッパーライト
Japanese room with indirect lighting, floor lamp near corner, soft glow on white walls, tatami floor

ダウンライト

ダウンライトは天井に埋め込むタイプの照明で、モダンな和室によく使われます。天井面がフラットになるため、空間がスッキリと見えます。新築やリフォーム時に検討したい照明タイプです。

メリット

ダウンライトの最大の魅力は、天井がスッキリ見えることです。照明器具が目立たないため、シンプルでモダンな印象の和室を作れます。複数配置することで、明るさや照らす範囲を自由にコントロールできます。

  • 天井がスッキリ見える
  • モダンな印象
  • 複数配置で自由度が高い

デメリット

ダウンライトは天井に穴を開けて設置するため、後付けには電気工事が必要です。賃貸住宅では基本的に設置できません。また、配置を間違えると部屋が暗くなったり、光のムラができたりするため、計画的な配置が重要です。

  • 後付けは工事が必要
  • 賃貸では難しい
  • 配置の計画が重要

和室での使い方

和室でダウンライトを使う場合は、複数をバランスよく配置してメイン照明として使う方法があります。また、床の間を照らすスポット照明として1〜2個だけ使う方法も効果的です。壁際に配置して間接照明のように使うと、和モダンな雰囲気になります。

  • メイン照明として複数配置
  • 床の間のスポット照明として
  • 壁を照らす間接照明として

行灯(あんどん)型

行灯型は床や畳に置くタイプの和風照明で、最も和のテイストを感じられるアイテムです。柔らかな光が足元から広がり、温かみのある空間を演出します。電気工事不要で手軽に取り入れられるのも魅力です。

メリット

行灯型照明は移動が自由にできるため、模様替えや気分に合わせて置き場所を変えられます。和紙を通したやわらかい光は、和室の雰囲気を高めてくれます。コンセントに差すだけで使えるため、賃貸でも問題なく設置できます。

  • 移動が自由
  • 和の雰囲気が出る
  • 工事不要

デメリット

行灯型は明るさが控えめなため、補助照明としての役割が中心です。メイン照明にはなりません。また、床に置くタイプは倒れるリスクがあるため、小さな子どもやペットがいる家庭では注意が必要です。コードの処理も見た目に影響するので、配線の工夫が必要です。

  • 明るさは補助的
  • 倒れるリスク
  • コードの処理が必要

おすすめの設置場所

行灯型照明は置く場所によって印象が変わります。床の間の脇に置くと、和の雰囲気を引き立てます。部屋のコーナーに置けば、空間に奥行きを与えられます。テレビの横に置くと、間接照明として目の疲れを軽減する効果もあります。

  • 床の間の脇
  • 部屋のコーナー
  • テレビの横

畳の部屋に必要な明るさ

和室の照明選びでは、適切な明るさを確保することが重要です。畳は光を吸収しやすいため、洋室よりも明るめの照明が必要になります。部屋の広さに応じた明るさの目安を知っておきましょう。

畳数別の明るさ目安

照明の明るさはルーメン(lm)という単位で表されます。部屋の広さに応じて必要なルーメン数が変わるため、照明を購入する際はパッケージの表示を確認しましょう。畳は光を吸収するので、メーカー推奨の畳数より1ランク上を選ぶと安心です。

4.5畳

4.5畳の和室には、2200〜3200ルーメン程度の明るさが必要です。市販の照明では「6〜8畳用」と表示されているものを選ぶと、十分な明るさが確保できます。

  • 2200〜3200ルーメン
  • 6〜8畳用シーリングライト

6畳

6畳の和室には、2700〜3700ルーメン程度が目安です。市販の照明では「8畳用」を選ぶと良いでしょう。調光機能付きなら、明るすぎる場合は暗くできるので安心です。

  • 2700〜3700ルーメン
  • 8畳用シーリングライト

8畳

8畳の和室には、3300〜4300ルーメン程度の明るさが必要です。「10畳用」の照明を選ぶと、畳の吸収を考慮しても十分な明るさになります。

  • 3300〜4300ルーメン
  • 10畳用シーリングライト

10畳以上

10畳を超える和室では、1つの照明では隅々まで明るくするのが難しい場合があります。メインのシーリングライトに加えて、間接照明やスタンドライトを組み合わせると、バランスの良い明るさを実現できます。

  • 3900〜4900ルーメン
  • 12畳用以上または複数配置

明るさ調整のコツ

和室の照明は、時間帯や用途に合わせて明るさを調整すると快適に過ごせます。調光機能付きの照明を選んでおくと、シーンに合わせた調整が簡単にできます。

調光機能を活用

調光機能があれば、朝は明るく、夜は暗めといった調整ができます。就寝前は30%程度まで暗くすると、自然な眠気を誘えます。リモコンで操作できるタイプが便利です。

  • 日中は明るめ(100%)
  • 夕方からは70%程度
  • 就寝前は30%程度

複数照明の組み合わせ

メイン照明だけでなく、間接照明を組み合わせることで、より快適な空間を作れます。メイン照明を消して間接照明だけにすれば、映画鑑賞や就寝前のリラックスタイムに最適な雰囲気になります。

  • メイン照明+間接照明
  • 用途に応じて使い分け
  • 全体の明るさをコントロール

シーリングライトの選び方

和室で最も使われるシーリングライトは、種類も豊富で選ぶのに迷いがちです。ここでは和室に合うシーリングライトの種類と、選び方のポイントを詳しく解説します。

和風シーリングライトの種類

和風シーリングライトには、デザインや素材によっていくつかのタイプがあります。和室の雰囲気や好みに合わせて選びましょう。

木枠タイプ

木枠タイプは、照明の周囲に木製のフレームが付いたデザインです。天然木を使ったものは高級感があり、和室の柱や鴨居と調和します。木目調のプラスチック製もありますが、本物の木には敵わない質感があります。

  • 最も和室に馴染む
  • 天然木や木目調がある
  • 価格は高め

和紙風カバータイプ

和紙風カバータイプは、シェード部分が和紙のような素材でできています。光を柔らかく拡散するため、眩しさを感じにくいのが特徴です。実際の和紙ではなく樹脂製のものが多いため、耐久性があり手入れも簡単です。

  • 柔らかい光が特徴
  • 軽量で扱いやすい
  • 価格は手頃

格子タイプ

格子タイプは、木や樹脂で作られた格子模様のカバーが付いています。伝統的な和室にぴったりで、格子の影が天井に映る様子も風情があります。和モダンなインテリアにも合わせやすいデザインです。

  • 伝統的な印象
  • 光の模様が美しい
  • 和モダンにも合う

シンプルタイプ

シンプルタイプは装飾を抑えたデザインで、どんな和室にも合わせやすいのが特徴です。主張しないため、家具や小物でインテリアを楽しみたい場合に向いています。価格も手頃なものが多いです。

  • 主張しないデザイン
  • どんな和室にも合う
  • 価格が手頃

機能で選ぶ

シーリングライトには便利な機能が付いたものがたくさんあります。生活スタイルに合った機能を選ぶと、より快適に使えます。

調光機能

調光機能は明るさを段階的に調整できる機能です。10段階以上の調整ができるものがおすすめで、無段階調光ならさらに細かく調整できます。省エネにも効果的で、必要な明るさだけ使えます。

  • 明るさを段階調整
  • 省エネにも効果的
  • 10段階以上がおすすめ

調色機能

調色機能は光の色を電球色から昼光色まで切り替えられる機能です。朝は白っぽい光で目覚めを促し、夜は電球色でリラックスするといった使い分けができます。和室では電球色寄りで使うことが多いですが、作業時には白っぽい光も便利です。

  • 電球色〜昼光色を切り替え
  • シーンに合わせて変更
  • 和室なら電球色寄りで

リモコン操作

リモコン操作ができると、布団に入ったまま照明を消せるので便利です。壁スイッチまで歩く必要がなく、寒い冬でも快適です。タイマー機能付きのリモコンなら、決まった時間に自動で消灯することもできます。

  • 壁スイッチ不要
  • タイマー機能付きも
  • 常夜灯切り替えも便利

おやすみタイマー

おやすみタイマーは、設定した時間で徐々に暗くなり、最終的に消灯する機能です。急に真っ暗になるのが苦手な人や、子どもを寝かしつける時に便利です。30分や60分など、時間を選べるタイプが使いやすいでしょう。

  • 徐々に暗くなる機能
  • 就寝時に便利
  • 子供部屋の和室にも

おすすめの選び方まとめ

和室のタイプや使い方によって、おすすめのシーリングライトは異なります。自分の和室に合ったものを選びましょう。

和モダンな空間には

現代的なインテリアと和の要素を融合させた和モダンな空間には、シンプルながらも和のテイストを感じるデザインがおすすめです。木枠と和紙風カバーを組み合わせたタイプは、モダンと伝統のバランスが良いでしょう。

  • 木枠+和紙風カバー
  • 調光・調色機能付き
  • 薄型でスッキリ

純和風の空間には

伝統的な和室には、格子デザインや木目が美しいものを選ぶと空間に馴染みます。電球色固定のシンプルなものでも、デザインが良ければ十分素敵に仕上がります。

  • 格子デザイン
  • 木目が美しいもの
  • 電球色固定でもOK

賃貸の和室には

賃貸の和室では、退去時に元の照明に戻す必要があります。取り外しやすく、シンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。高価なものを選ぶよりも、価格と機能のバランスを重視するのがおすすめです。

  • シンプルなデザイン
  • 取り外しやすいもの
  • 価格と機能のバランス

和室照明のコーディネート例

具体的なコーディネート例を紹介します。和室の使い方や間取りによって、照明の選び方や組み合わせ方が変わってきます。自分の和室に近いパターンを参考にしてください。

リビング続きの和室

リビングに隣接した和室は、LDKとの一体感を意識した照明選びが大切です。リビングと色温度が大きく違うと、空間がちぐはぐな印象になってしまいます。

照明の組み合わせ

リビング続きの和室では、薄型シーリングライトをメインに、コーナーにフロアスタンドを置くのがおすすめです。シーリングライトは調光機能付きを選び、リビングの明るさに合わせて調整しましょう。

  • メイン:薄型シーリングライト
  • サブ:コーナーにフロアスタンド
  • 調光でリビングと明るさを合わせる

ポイント

リビングとの統一感を出すために、調色機能で色温度を揃えることが重要です。リビングが電球色なら和室も電球色に、昼白色なら合わせるようにしましょう。間接照明を使うと、リビングと和室の境目を緩やかに繋ぐ効果があります。

  • リビングとのバランスを意識
  • 調色機能で色温度を統一
  • 間接照明で空間を繋ぐ

独立した和室

廊下や玄関から直接入る独立した和室は、和の雰囲気を存分に楽しめる空間です。他の部屋との調和を気にせず、好みのテイストで照明を選べます。

照明の組み合わせ

独立した和室では、和風ペンダントライトをメインに据えると印象的な空間になります。天井高があれば、ぜひペンダントライトを主役にしましょう。行灯型ライトを床の間や壁面に置けば、より深い和の雰囲気を演出できます。

  • メイン:和風ペンダントライト
  • サブ:行灯型ライト
  • 壁面に間接照明

ポイント

独立した和室では、複数の光源を使って陰影を楽しむのがおすすめです。ペンダントライトの柔らかな光と、行灯の足元からの光が交わると、奥行きのある美しい空間になります。

  • 和の雰囲気を存分に出す
  • 天井高があればペンダントを主役に
  • 複数の光源で陰影を楽しむ
Traditional Japanese room with paper pendant light over low table, floor lantern in corner, warm lig

寝室として使う和室

和室を寝室として使う場合は、リラックスできる照明選びが重要です。就寝前に強い光を浴びると眠りにくくなるため、調光機能は必須といえます。

照明の組み合わせ

寝室用の和室には、調光機能付きシーリングライトが便利です。就寝前は暗めに設定し、徐々に眠りに入る準備ができます。枕元にはテーブルランプを置くと、読書灯として使えます。常夜灯機能があれば、夜中のトイレにも対応できます。

  • メイン:調光機能付きシーリング
  • サブ:枕元にテーブルランプ
  • 常夜灯機能があると便利

ポイント

寝室の照明は電球色を基本に、就寝前は30%以下の明るさに落とすのがおすすめです。ブルーライトを抑えた照明を選ぶと、より質の良い睡眠が期待できます。読書灯は手元だけを照らすタイプを選び、パートナーの睡眠を妨げないようにしましょう。

  • 就寝前は暖色・暗めに
  • 読書灯は手元だけ照らす
  • 夜中のトイレ用に常夜灯

客間として使う和室

客間として使う和室は、来客時に良い印象を与える照明選びが大切です。普段使いと来客時で、照明の使い方を変えられると便利です。

照明の組み合わせ

客間には格式のある和風シーリングライトを選ぶと、上品な印象になります。床の間がある場合は、行灯やスポットライトで照らすと、掛け軸や花を美しく見せられます。

  • メイン:格式のある和風シーリング
  • サブ:床の間に行灯
  • 必要に応じて調光

ポイント

来客時はメイン照明を明るめに設定し、おもてなしの空間を演出しましょう。床の間を照らすことで、季節の飾りや掛け軸が映えます。お茶をする際は少し暗めにすると、落ち着いた雰囲気になります。

  • 来客時は明るめに
  • 床の間を照らして演出
  • 上品で落ち着いた印象に

照明の取り付け方法

和室照明の取り付けは、多くの場合自分でできます。ただし、取り付け方法や注意点を知っておくと安心です。ここでは、一般的な照明の取り付け方法を解説します。

引掛シーリングの確認

照明を取り付ける前に、天井の引掛シーリングを確認しましょう。引掛シーリングとは、天井に設置された照明用のソケットのことです。ほとんどの住宅に設置されており、照明器具を差し込んで回すだけで取り付けられます。

引掛シーリングとは

引掛シーリングは電気工事士が設置する配線器具で、照明器具側のプラグを差し込んで90度回すと固定されます。取り外しも同様に回すだけなので、照明の交換が簡単にできます。

  • 天井にある照明用のソケット
  • 差し込んで回すだけで取り付け
  • ほとんどの和室に設置済み

種類の確認

引掛シーリングには丸型、角型、ローゼット型などの種類があります。最近の照明器具はどの形状にも対応するアダプター付きが多いですが、古い住宅では確認が必要です。ローゼット型は耐荷重が高く、重いペンダントライトにも対応できます。

  • 丸型:一般的なタイプ
  • 角型:古い住宅に多い
  • ローゼット型:重い照明も可

注意点

引掛シーリングには耐荷重があり、通常5kg程度までの照明を取り付けられます。重いペンダントライトを取り付ける場合は、天井の補強が必要になることがあります。不安な場合は電気店や工務店に相談しましょう。

  • 耐荷重を確認(通常5kg程度)
  • 重い照明は補強が必要
  • 不安なら電気店に相談

ペンダントライトの取り付け

ペンダントライトは引掛シーリングに取り付けますが、コードの長さ調整など、シーリングライトより手順が多くなります。落下させないよう、慎重に作業しましょう。

手順

ペンダントライトの取り付けは、まず引掛シーリングの形状を確認することから始めます。付属のアダプターを取り付け、コードの長さを好みの位置に調整してから、本体を固定します。最後にシェードを取り付けて完成です。

  1. 引掛シーリングの形状を確認
  2. アダプターを取り付け
  3. コードの長さを調整
  4. 本体を固定

高さの目安

ペンダントライトの高さは、用途によって変わります。食卓の上に吊るす場合は、テーブル面から60〜80cm上が目安です。部屋の中央に吊るす場合は、立った時に頭がぶつからない高さ(床から180cm以上)を確保しましょう。

  • 食卓上:床から150〜160cm
  • 部屋の中央:圧迫感のない高さ
  • 立って頭がぶつからない位置

間接照明の設置

間接照明は電気工事不要で設置できるものがほとんどです。コンセントの位置を確認して、配線が目立たないように工夫しましょう。

和紙シェードのペンダントライトは、畳の部屋に温かみのある光を演出します。

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フロアスタンド

フロアスタンドはコンセントに差すだけで使えます。コードは壁沿いに這わせると目立ちません。和室では転倒防止のため、安定感のあるものを選ぶか、家具の近くに置いて倒れにくくしましょう。

  • コンセントに差すだけ
  • 配線は壁沿いに這わせる
  • 転倒防止を考慮

テープライト

テープライトは両面テープで家具の下や裏に貼り付けて使います。モダンな間接照明として人気がありますが、電源の位置を考えて貼る場所を決める必要があります。LEDタイプは発熱が少なく、長時間使っても安心です。

  • 家具の下や裏に貼る
  • 両面テープで固定
  • 電源の位置に注意

よくある質問

Q. 和室に蛍光灯は時代遅れ?

蛍光灯はLEDへの切り替えがおすすめです。LEDは電気代が蛍光灯の約半分で、寿命は約4倍と経済的です。最近は和室向けのLED照明も豊富に揃っており、電球色のLEDなら蛍光灯より温かみのある光になります。交換は簡単で、既存の引掛シーリングにそのまま取り付けられます。蛍光灯が切れたタイミングでの買い替えがおすすめです。

Q. 6畳和室に何ワットが必要?

LEDの場合、6畳には30〜40W相当(2700〜3700ルーメン)が目安です。ただし、畳は光を吸収するため、同じ広さの洋室よりやや明るめを選ぶと良いでしょう。市販の照明パッケージには「6畳用」「8畳用」などの表示があるので、和室の場合は1ランク上の畳数表示を選ぶと失敗しにくいです。調光機能付きなら、明るすぎても調整できるので安心です。

Q. 和室にダウンライトは合う?

和室にダウンライトは相性が良く、天井がスッキリ見えてモダンな印象になります。特に和モダンなインテリアを目指す場合におすすめです。ただし、後付けには天井に穴を開ける電気工事が必要で、費用もかかります。新築やリフォーム時に検討するのがベストです。賃貸では設置できないので、薄型シーリングライトで代用しましょう。

Q. 照明の色は何色がおすすめ?

和室には電球色(2700〜3000K)がおすすめです。オレンジがかった温かい光が、畳や木の色と調和し、落ち着いた雰囲気になります。読書や作業もする部屋なら、調色機能付きを選んで昼間は明るめの温白色、夜は電球色に切り替えると快適です。昼光色(青白い光)は和室の雰囲気に合わないので避けましょう。

Q. 和紙の照明は手入れが大変?

和紙照明は定期的なお手入れが必要ですが、それほど大変ではありません。普段はホコリを柔らかいブラシや羽根はたきで払うだけで十分です。年に1〜2回は固く絞った布で軽く拭くと、きれいな状態を保てます。破れた場合は張り替えできる製品もあります。手入れの手間を減らしたいなら、和紙風のプラスチックカバーを選ぶ方法もあります。見た目は和紙に近く、耐久性が高いのが特徴です。

Q. 賃貸の和室照明を変えてもいい?

引掛シーリングに取り付けるタイプの照明なら、原状回復が可能なので問題ありません。退去時に元の照明に戻せばOKです。元の照明は捨てずに保管しておきましょう。ただし、天井に穴を開けるダウンライトや、配線工事が必要な照明は大家さんの許可が必要です。許可なく工事すると、退去時に高額な修繕費を請求される可能性があります。フロアスタンドや置き型の間接照明なら工事不要で自由に使えます。

この記事を書いた人

田中 由美(たなか ゆみ)
家庭菜園アドバイザー / 畳と家庭菜園のある暮らし研究家

自宅の庭で10年以上家庭菜園を実践し、年間20種類以上の野菜を育てています。最初は「次に何を植えればいいかわからない」状態でしたが、年間カレンダーを作ってからは、1年中収穫が途切れない菜園ライフを楽しめるようになりました。菜園教室では500人以上の方の年間計画づくりをサポートしてきました。

まとめ

和室に合う照明選びのポイントをおさらいしましょう。照明を変えるだけで、和室の印象は驚くほど変わります。

照明選びの3つのポイント

和室の照明を選ぶ際は、まず光の色を意識しましょう。電球色か温白色を選ぶと、畳や木の色と調和します。次に素材です。木・和紙・竹など自然素材を使った照明は、和室の雰囲気を引き立てます。そして機能面では、調光・調色機能があると便利です。

  1. 光の色は電球色か温白色
  2. 素材は木・和紙・竹など自然素材
  3. 調光・調色機能があると便利

種類別の特徴

照明の種類によって、空間の印象が変わります。部屋全体を照らすならシーリングライト、デザイン性を重視するならペンダントライト、雰囲気づくりには間接照明、和のテイストを強調するなら行灯型がおすすめです。

  • シーリングライト:部屋全体を照らす基本
  • ペンダントライト:デザイン性重視、食卓上に
  • 間接照明:雰囲気づくり、複数使いがおすすめ
  • 行灯型:和の演出、補助照明として

明るさの目安

畳は光を吸収するため、洋室より明るめの照明を選びましょう。6畳なら2700〜3700ルーメン、8畳なら3300〜4300ルーメンが目安です。調光機能付きなら、シーンに合わせて調整できます。

  • 6畳:2700〜3700ルーメン
  • 8畳:3300〜4300ルーメン
  • 調光機能でシーンに合わせて調整

照明を変えるだけで、和室の印象は大きく変わります。6畳和室のレイアウト和室の使い方アイデアも参考に、畳のある空間を心地よく照らしましょう。